京都の町屋に宿泊してみました。今回は「京のおおぞら」さん。
〒604-8823
京都市中京区壬生松原町44-1
TEL:075-574-7557
Email:machiya.oozora@gmail.com
京都駅~
JR京都駅にて嵯峨野線(31~33番線)「亀岡・園部行」に乗り換え、1駅(3分)の「JR丹波口駅」で下車
「JR丹波口駅」から徒歩約5分
阪急電車~
阪急「西院駅」もしくは「四条大宮駅」下車
各駅から徒歩約15分
まずは、町屋って何だろう~というところから。
イタサワも京のおおぞらに宿泊するまで、こういった町屋に宿泊ということがピンときませんでした。簡単にいうと、ホテルで宿泊するのと同じような感じなのですが、
ホテルに宿泊するよりもリーズナブルに、京都に暮らすような体験ができる宿泊施設です(^-^)一軒家をまるまる貸し切るような形もあり、京都でのプチ実家体験という感じです。
京都に旅行に行かれた際に町屋に宿泊してみるのもいいですよ(^-^)
古民家を改装した佇まいの「京のおおぞら」。玄関はこのような感じで広く落ち着いた雰囲気でした。
傘を借りれるので近場に買い物や食事に出るのにも便利です。
古民家ならではの段差がありますが、手すりがところどころに設置されているので、
足腰の弱い方にも優しい造りとなっています。
玄関から入ってすぐのところにパソコンやプリンタなどが設置されているので、
京都の観光調べや仕事をすることもできます。Wi-Fiもありますので便利です。
始めに女将さんに案内された客間。最初はホテルの感覚できたので、訳も分からず、
「今日泊まる部屋は2階なのかな~」と思っていたら、一軒まるまる貸し切りだということに後で気づきました!
奥に見える縁側と庭がとても美しく、お風呂場からもその景色を見ることができます。
由緒あるものが飾られ、旅館とはまた違った雰囲気と良さがありました。
縁側に出るとこのような感じです。美しいですね。
京都の着物を着て 、この縁側に座りながら風情を楽しむのも良さそうでした。
客間の前にはレトロなソファも置いてあり、正座や畳に座るのが苦手な方は、こちらで
休憩したり、寛ぐのもいいですね。
京のおおぞらの素晴らしい所は、掃除が行き届いているところと、とにかく清潔感があります。チェックインすると、女将さんが抹茶を入れて下さいます。和三盆と頂くと、苦みも薄まり、旅や仕事の疲れを忘れさせてくれるひとときです。
コーヒーメーカーや、電気調理器が揃っているので、とても便利です。そして、京都の美しい食器を利用できるので、炊事をして部屋でゆっくりごはんを頂くのもおすすめです(^-^)
小さいお子様用の食器やスプーンなども完備されているので、ご家族でショートステイ気分で旅行されるのもいいですね。
一般的なホテルの冷蔵庫より大きい冷凍庫もある冷蔵庫と、食器乾燥機もありました。
よく、アイスを買ってホテルに帰るのですが、冷凍庫がないのですぐ食べないといけません。京のおおぞらは冷凍室と食材をたくさん収納できる冷蔵庫が完備なので便利です(^-^)
こちらは洗面台。洗い場が2つあり、とても綺麗でした。
外国の方にも使いやすそうな造りとなっています。忙しない朝でも自分のペースで身支度ができそうですね。
イタサワがすごく良かったなと思ったのは、洗濯乾燥機が設置されてたところです。自由に洗濯ができるところや、物干しや洗濯ばさみなども用意されているので着替えなしで来ても困らないというところが素晴らしかったです。
浴室は、広くて追い炊き機能もあり、レトロな造りの中に、最新の家電や入浴設備が
あるので、外国人観光客の方や若い方にも宿泊しやすい町屋です(^-^)
そして、二階へ。階段は昔ならではの急な階段ですが、すべらないような工夫がされていて、昇りやすかったです。
こちらは昔の隠し階段のままになっているそうで、お部屋に入ってからも階段があることに気づきませんでした。
二階へ上がると、漫画や本がたくさん並んでいます。ここでゆっくり読書をして、スマホやテレビなどにとらわれない、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
寝室はこちら。とても広々としており、大の字で寝ることができます。
女将さんがはじめに色々と案内してくださるのですが、こちらの引き戸のデザインは素晴らしかったです。
寝室の隣にあるお部屋。ここもゆっくりできます。カーテンや窓ガラスもおしゃれですね。
この和室に座りながらゆっくり和菓子や京都の銘菓を頂きました。日頃の疲れが一気に吹き飛ぶ瞬間でした。
こちらの引き戸のデザインも素敵でした。
幼少の頃、和室の良さを感じれなかった方も大人になって「あの頃はよかったな~」と思われる方も多いと思います。
懐かしさを求めて訪れるのもいいですね。(^-^)
全国で過疎の町などで、古民家暮らしを求めて移住される方をよく拝見しますが、
問題なのが、高齢になってから車を運転できなくなり、食材の買い物や病院に行くなど自分で身動きがとれなくなることがあります。
京都の古民家暮らしは、バスもたくさん出ていたりすぐ都会に繋がるので、利便性が
抜群のところが人気の秘訣ではないでしょうか(^-^)
若い方は、まだまだ、はじけて思いっきり遊びたいかもしれませんね。
そんな方には、沖縄や海外で思いっきり体を動かしてリフレッシュされるのもいいですね♪
今回の「京のおおぞら」は本当に素晴らしかったです。
一緒にいる大切な人と、 こんなところで一緒に暮らせたらいいなという夢を描いたり、
ほんのひとときですが、一緒に暮らしている気持ちになれたり、
目で見る幸せと、心で感じる幸せを与えて頂いたように思います。