銀座久兵衛に行ってきました。今回は本店の3階、信楽(しがらき)のコース。
和室の個室でゆっくりとお寿司とお料理を楽しみました。
◎久兵衛 銀座本店
住所:東京都中央区銀座8-7-6
最寄り駅:東京メトロ銀座線「新橋駅」3番出口
JR「新橋駅」銀座口 徒歩約5分
電話:03-3571-6523
※予約の電話は10:00~
定休日:日曜・祝日・お盆・年末年始
事前にお祝いの旨伝えると、お祝いのお箸を用意して下さいます。アレルギーや苦手なものも事前に伝えておくと、とても丁寧に応対して下さいます。
飲み物のメニューも非常にたくさんあります。
乾杯のあと、お通しを頂きました。これから出てくるお刺身やお寿司にわくわくしながら、上品な青菜のおひたしで胃袋の準備は万端です(^-^)
お造りです。カツオが肉のように感じました。つまもわかめも非常に美味しく感じました。お酒も進みます。新鮮で感動しました。
築地市場から豊洲市場 に移転してからのお話を伺うと、ようやく大将も豊洲市場 に慣れてきたとの事でした。銀座から築地市場まではとても近かったですが、豊洲 に移転して、少し遠くなった分、新鮮な魚を仕入れるための苦労も増えたことでしょう。お刺身の美味しさをかみしめながらしみじみ思いました。
かますの焼き物。そこまで脂が多くないのですが、身はとろけました。
焼き加減も絶妙です。
添えてあった苦手な栗も久兵衛だと、自然に食べ終えてしまいました。
はまぐりのお吸い物。貝好きの方にはたまらないです(^-^)
貝の出汁もふんだんに出ており、かつはまぐりの身も丁度いい歯ごたえで喉を通り抜けていきました。
ついに来ました握り(^-^)以前は、カウンターでにぎりを頂いたので、一貫一貫をゆっくり味わいましたが、その大物が勢ぞろいした感じでトキメキました。エビはいつも活きたところから捌いて握って下さるので、お寿司になってもまだピクピクと動いています。
アナゴの握り(塩、たれ)とたまごの合計10貫のにぎりと巻物、なすのお漬物。
先ほどの海老の握りの頭をカラッと揚げて下さり、ミソも詰まっていてお酒のアテにも
最強です。
なすのお漬物は、辛みが強いのですが、合間合間につまむとアクセントとなります。
最後はデザート。洋ナシでした。歯ごたえが優しく、甘みも丁度良かったです。
中居さんの対応もとても上品で、安倍総理大臣やオバマ大統領が訪れた品格ある老舗のお鮨屋さんだなとしみじみ感じました。
ホテルオークラの久兵衛の訴訟問題で、久兵衛のニュースがここ最近出ており、
内容を読んだイメージでネガティブに書かれたりしているのを見て残念に思いました。
実際に足を運んでみて、食事をしてみると久兵衛の品格、良さはしっかりありました。
最初に予約した際は、本館は2週間前だったので予約がいっぱいで、ホテルオークラを予約していました。けれど本館のカウンターに以前行ったことがあり、本館の良さを知っていたので本館にキャンセル待ちをしていました。
1週間前に電話すると、やはり本館は予約いっぱいで20:45~カウンターでにぎりのコースのみ予約が取れました。本当は個室のお座敷でコースを楽しみたいと思っており、仕方なく、それで予約しキャンセル待ちしていました。
(ホテルオークラの方はキャンセルをしておきました。)
予約の2日前、ダメもとでもう一度電話してみました。
暫く保留でしたが、その後3階のお座敷で信楽のコースを17:30から受けて下さいました。お祝いの食事だったこともあり、久兵衛の心遣いにとても嬉しく思いました。
接客も、お料理の説明はわかりやすく、質問にも丁寧に答えて下さいました。
大将に握ってほしい場合は、電話予約の際、「大将に握ってほしい」と一言伝えると
握って下さるそうです(^-^)
様々な方が、色々な思いでこの久兵衛を利用するにあたり、その思いを久兵衛側も受け入れて下さいます。
そういう温かい場所でもあると思います。
出る杭は打たれますが、本当の良し悪しは、実際に出向いて行って判断したいものですね(^-^)