本日14時より金融庁がコインチェックについて発表し、「業務改善命令」を出しました。
コインチェックの登録がまだ降りていなかった要因について、マネロン・分別管理状況・システム管理体制の不足状況などを述べています。
「業務停止命令」は出ていないので、コインチェックに資産がある方は、
今暫く辛抱ですが、コインチェックがこれを機に改変しさらに良いサービスを提供できる取引所になる事を祈りながら待ちましょう。
皆さまの大切な資産が守られる様、祈っています。
また今日の会見では、被害に遭われた顧客に日本円で返金する方針を表明したものの、
説明が不十分としてコインチェックに追加報告を求めています。
コインチェックの送金状況ですが、未だ日本円や通貨の出金に関しては、不可と
なっています。
このNEM盗難騒動で、改めてセキュリティ強化の重要性を痛感します。
日本円の返金と言えど、損をしてしまっている方にとっては、
喜べないところです。
仮想通貨投資は自己責任ですが、こういった被害を回避できる方法として、
仮想通貨ウォレットがあります。
仮想通貨ウォレットは、仮想通貨のお財布です。
インターネット上に置いておくと、盗難被害に遭う可能性があるので、
このウォレットに入れておくと盗難予防になります。
取引所にお金を入れておくことが問題となっている今、
仮想通貨ウォレットに通貨を移しておくことが重要視されています。
ウォレットにも様々な種類がありますが、強化性があるのは、ハードウェアウォレットです。ハードウェアウォレットのメリットは、
- 取引所ではなく、手元の端末(ハードウェアウォレット)で仮想通貨を保管できる
- 万が一取引所が倒産しても、手元に資金があるから問題なし
- USBメモリのように小さな端末
- 保管時はインターネットにつながないので、ハッキングリスクが極めて小さい
- 端末が盗まれても、PINコードが盗まれなければ大丈夫
- 紛失・故障してもパスフレーズで復元できる
このように、
オフライン環境下で保存することが可能であるため、セキュリティに優れています。
しかもパスワードや認証システムによって厳重に保護されているため、ペーパーウォレット(紙で管理すること。アドレスと秘密鍵というものを紙に印刷して保管します。)よりも安全であるとも考えられます。
PCやスマホに接続すれば簡単に使用できる利便性も備えています。
実際にどんなものかというと。。。
こちら↓がそうです。
↑の Ledger Nano Sは、ビットコイン(Bitocoin)、ライトコイン(Litecoin)、イーサリアム(Ethereum)、 イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)、リップル(Ripple)を始め、 数多くの暗号通貨に対応している、仏Ledger社によるUSBトークン型ハードウェアウォレットです。
Ledger Nano Sの安全性について - Ledger日本正規代理店 ハードウェアウォレットジャパン
安全性の詳細についてはこちら↑
お値段は1万5千円前後しますので、結構お値段が張るのですが、大切な資産なので
ここに置いておくのが最も安全策ではないかなって思います。
コインチェックがここから巻き返して、通常通りの取引ができるようになった際には、
仮想通貨市場の相場も上昇するでしょうし、今回の問題点は改善されているはずです。
今回はコインチェックの取引所の問題点は非常にありますが、盗まれた通貨の
NEM XEM(ネム)という通貨は非常に優れている価値のあるものです。
NEMにはパワフルなAPIがあり、任意のデポジットに1つAPIを追加すれば、取引所は盗まれた資金がデポジットされたかどうかを見ることができます。取引所と協力して、これができることを試している最中だそうです。
コインチェックで被害に遭われた方全員に損なくNEM XEM(ネム)を戻せる日が来るように祈ります!